よく周りの環境で人は変わるという事を聞きますが、なぜなのでしょう?
それは人間は周りの影響を受けやすいということなのです。
年齢が低ければ低いほど、一緒に居る時間が長ければ長いほど影響は強く受けることになります。
親が医者なら子供も医者を継いだり、親が高学歴だったら子供も高学歴だったりする事が多いですよね。
よく子供が親と同じ職種に付くことが多かったりしますがそれも小さい頃からの影響になります。
親がお手本になっているため子供の目標になっているのです。
ですから親を真似して、親と同じ道を歩くわけですね。
私の家庭はというと、理髪店を親父が営んでおり家はどちらかというと貧乏でした。
そして、なぜか休みの月曜になると、朝からパチンコに行くのです。
その時代はパチンコの黄金期で、凄く流行っていました。
1988~1996年当時、規制が今みたいにひどくなく大金負けることがあまり無かった時代で、今はギャンブルというイメージが強いパチンコですが、当時は庶民の娯楽みたいなイメージでした。
(まあ、お金をかけているのでギャンブルには変わりはないのでしょうが)
特に私の育った熊本は田舎なので他に娯楽が無いのです。
ですから私の親もパチンコに行っていたのでしょうね。
そして毎週休みの月曜の晩飯は弁当屋さんの牛丼が家に帰ったら置いてありました。
ですが私にはこういっていたのです。
大人になったら絶対パチンコには行くな。
当時の12歳~13歳だった私には理解できませんでした。
ん?なぜ自分達はパチンコに行っているのに私にはいくなというのだろうか?
まあ大体分かりますよね。
それが反面教師になりの私はパチンコが馬鹿らしいと思えるようになっているのだと思います。
もう1つの例ですが
過去の私の中学時代の話ですが、何かの思いつきで家庭教師をつけて欲しいと親に頼んだことがあります。
当然私の親は話を聞いてくれませんでした。
ところがどうでしょか?
経済的に余裕のある家庭だと自分の息子が自分から家庭教師をつけて欲しいと頼んでいるのです。
当然、家庭教師を雇ってくれるかもしれませんし、雇ってくれなくても話ぐらいは聞いてもらえてと思うのです。
もしかしたら私が頼む前に既に家庭教師を雇っている可能性もありますよね。
同じように親が低学歴だったり、だらしなかったり、収入が少なかったりすると子供も低学歴で同じようにだらしなくて収入の低い大人に育ってしまう可能性が高いのです。
したがって貧乏で低学歴な生まれ育った私たちは既に不利なのです。
だからといって親や周りのせいにはしてはいけませんね。
勉強だって、貧乏な人でも頑張ればよい成績を取れるとおもいます。
むしろ私は勉強を頑張らなかったから現状こういう生活をしているわけです。
今の現状は過去の自分が積み重ねてきたものなのですから。
むしろこんな私をここまで育ててくれた親にはすごく感謝しています。
親が低学歴で低収入だからって悲観することは無いのです。
普通の家庭で育った子供は普通の家庭を作ることが多いといわれていますが、
お金持ちになった成功者はどうでしょうか?
もちろんお金持ちの家庭で生まれた人が将来金持ちになる可能性が高いのです。
もう一方で貧乏な家庭で育った人のほうが普通の家庭で育った人より、成功して金持ちになる可能性が高いというデーターがあります。
過去の偉人の幼い頃の家庭を調べてみれば分かりますが、
貧乏な家庭育ちの人がおおいのです。
貧乏な家庭で育った人が成功する、これは遺伝でもなくその人の人生の後天的な影響によるものなのです。
幼い頃に苦労をしているため、どんな辛いことでも耐え抜いていけるという打たれ強さと根性、そして貧乏な家庭で育っているため、親を反面教師にして自分は絶対頑張って成功して豊かな人生にするという強い思い。
幼い頃から金持ちでは経験できない貧乏というお金が無い苦しい状況を経験しているのでお金の重みと大切さが分かる事で小さい頃から金銭感覚の土台を身に付けることが出来ます。
これにより大人になっても様々な面で大切な資金管理を学ぶことが出来るのです。
結局、貧乏は最初は不利なのかもしれませんが、成功している人もいるという事です。
そして私たちは、自分が変わる、行動を起こすしか成功する方法がないのです。
この世の中で金持ちでも貧乏でも平等な物があります。
それは時間です。
こればかりはお金の力ではどうする事も出来ません。
時間がお金で買えるなら買いたいというお金持ちは腐るほどいます。
この資本主義の社会で私たちがやる事は、
限られた時間を他の人より有効に使って何事にも挑戦して、あきらめずに行動を起こし続けて成功者になる事です。
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