私達の未来を握っている代表者を決める選挙システム。
現在の投票システムは50歳以上、特に働いていない60歳以上の年齢に有利なシステムであり、今働いている私達には報われないシステムなのです。
なぜかというとは人口の大多数をしめているのは65歳以上の老人達が3500万人もいるのです。
ですから選挙数の大多数は高齢者なのです。
そして高齢者はもちろん高齢者を優遇するルールを作ろうとする代表者に投票するのです。
働いている若い人は仕事で忙しくて投票にいけなかったりします。
ですが働いていない老人や高齢者は時間があるので選挙にいけるのです。
上の世代はこういうのです、選挙にも行かないくせに一人前に文句いうな！！
私は実際言われたことがあります。
行かないのではなくていけないのです。
働いても働いても押し寄せる税金が老人達に使われて、働いている若い世代は働いても豊かになれないのです。
発達した医療システムのおかげで平均寿命は延びました、そして高齢化社会を引き起こしました。
老人達を生かすために高額な医療費がかかります。
そしてその医療費は私達の働いた税金が使われるのです。
お金を持っている世代は高齢の人達なのです。
60歳以上の平均貯蓄額は2千万円を超えています。
70％以上の日本の金融資産を保有しているのは60歳以上の高齢者です。
その中の裕福な高齢者にも高い医療費を私達の税金が使われているのです。
しかし老人達はお金を使いません。
というより使えないといった方があってるのでしょうか？
なぜかというと、70歳以上の人たちが生まれてきた世代は第二次世界大戦中で戦争中でした。
戦時中は日本はとても貧しかったため餓鬼体験を経験しています。
命に関わる食糧不足とモノの不足を経験してきます。
ですから、食料不足の時がきたら生きてはいけない、その為に貯金をしておこうと思う人が多いのです。
そしてこういった世代の人たちは小さい頃から学校で政府が進めた貯蓄教育を習っていたのです。
毎月決まった日に学校でお金をもってこさせてそれをこども通帳に預けさせて金融機関は預かるという、子供の頃から貯蓄は大事だと教育をさせられていたのです。
大蔵省は銀行は絶対潰れないし潰さないということを発表して銀行に預ければ絶対安心ということを国民にうえつけたのです。
安心して貯蓄できるシステムが出来上がったわけです。
しかし現在の高齢者は貯蓄を作っても作っても体は衰えていくばかりで安心してお金を使えないわけです。
日にちがたつごとにますます体が衰えていく現状で医療費や介護費にお金がかかりそうなので不安でつかえないのです。
実際は医療費と介護費は500万円あれば十分なのですが、本人達は2000万円～3000万円必要だと思い込んでいる方が多いと聞きます。
幼い頃に習った貯蓄体質から抜け出せないのでお金を溜め込むだけ溜め込んで行くのです。
結果、世の中のお金は老人達の銀行にはいったままで消費率が低いままで経済が回らないため、景気がよくなりません。
大体平均して約3000万円の貯金を残して死んでいくと聞いています。
不景気で働いても給料が安く生活に余裕が若い世代の夫婦は子供を作りたくても作る余裕が無く出生率が下がります。
子供が生まれないために高齢化が進んでいく現状なのです。
私が思ったことはまず働いている人でもとう投票できるようにネットで投票できるようにするべきなのです。
しかしネット投票はなかなか実現化されません、それは秘密投票主義の維持が難しいのです。
たとえば会社の社長やお偉いさん今日の18時に会議室にスマートフォンを持ってきて集合して誰々に投票するようにとひいきにしている候補者を強制的に投票することが出来てしまいます。
実際私の前の会社では似たようなことが行われていました。
まあその会社は既にもう潰れたのですが。（笑）
そしてもう1つの理由が
最初に話したとうり有効投票率の大多数を握っているのは団塊世代の50台以上です。
日本の政治家も年配者が多いための年配者のための政治なのです。
あと何十年かは団塊世代が生き残るまでは高齢者の高齢者のための政治と世の中なのです。
ですが私は老人達が悪いといっているわけではありません。
戦後から厳しい時代を乗り越えてきて貧しい時の日本を一生懸命支えてきてくれた人たちなのです。
特に戦争を経験している更に上の世代は私達の想像を絶するぐらいの辛い事も幼い頃から経験している人たちなのです。
ですから保守的に入ってしまって貯蓄に走るひとが多いのは仕方ないのかなと思います。
私達はその方々が築いてきた日本に悲観するのではなく、これから活躍する日本を作っていくことが大事だと思うのです。
今は昔の戦争があった時代の日本や戦後の日本と違い、食べ物が簡単に手に入り、生きる延びる事に困ることの無い世の中ですよね。
そしてインターネットのおかげで頑張れば頑張るほど私達は豊かになれるすごくいい時代に生まれてきたのです。
とにかく私達は一生懸命好きな事をやって成功して楽しい人生を送ればいいのです。
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