日本の持ち家信仰を利用した住宅ローンというシステム

なぜ日本人は何十年もローンをして何千万円という大金をはたいてまで家を買う人が多いのでしょうか?

私にはあまり理解できないことなのですが、理由を述べてなぜ家を買う人がいるのか、一方でなぜ私みたいに買うことに疑問を抱いている人がいるのか考えてみました。

まずよく言われるのが賃貸で毎月家賃を払うより、将来資産になる家を購入したほうが良いという考え。

しかし、住宅を買ったらその時点で価値は落ちて3割の価値が落ちるという事です。

そして30年後にはその住宅の建物の価値がほぼ0になる現実があります。

(もちろんそれなりの価値のある土地に建てたのでしたら付加価値があるのですが)

こういう現実があるのに資産を買うという意識は正直私には理解できないものがあります。

将来のため、老後の安心のためという人がいますが、未来のことなど誰にもわかりません。

老後になったその時に考えればよいのです。

結婚=新築を買う人がなぜ多いのか?

家を購入して一家の主となることが成功と幸せのイメージとはは昔から私達に小さい頃から植え付けられたイメージだという事です。

私達より上の世代が家を持てば一人前という認識を持ってる世代が多いという事。

昔からハウスメーカが家を買って幸せな家族模様を描いているcmや広告をやっています。

そして銀行も同じように住宅ローン借りるなら安心と信用のある、当社〇〇銀行にご相談ください。

などCMで昔から広告をうってきました。

銀行やハウスメーカが儲かる為にそういう構造と家を買わせる誘導させる仕組みを昔から作り上げてきたのです。

そのCM広告と上の世代の考えは今のようにインターネットが発達していなくてTVが主に娯楽の世代に家を買うことが1つの目標に無意識に付けされているという事なのです。

ですが今現在はインターネットが普及してみんながものすごい情報料をあびることが出来る時代なのです。

そしてそういった中で私達みたいに30年以上もローンをして家を買うことに疑問を抱いている世代の声も多くなってきている現実。

昔からメディアが作り上げてきた事をインターネットを通して私達の真実と現実・考えに疑問をいだいている事を同じように思っている人たちに伝えることが出来る世の中になったということです。

すばらしい時代になったと思います。

審査が凄くゆるい住宅ローン

住宅を購入するにあやって今ならマイナス金利の1パーセント以下のローンが組めるということでお得ですよというCMを売っているのですが、果たしてそうなのでしょうか?

銀行と住宅メーカーが手を組んであらかじめ低金利でも十分な利益が出るようにマイナス金利の分を計算して家の価格を決めているという事がほとんどでしょう。

そして買った家を担保にしてローンを組むということで審査がものすごくゆるいのです。

もし、住宅ローンが払えなくなった場合、購入した家と土地を競売で売却してその売却したお金で銀行は回収するというシステムが出来上がっているのです。

競売された値段で払いきれずに住宅ローンが残ってしまった場合は借金だけが残る最悪のパターンになります。

都内に家や仕事場近く家を購入しても

会社に行かなくても仕事が出来る時代がやってくる可能性が高いという事です。

会社との距離が離れていてもインターネットを通せばできる仕事はたくさん出てくる可能性がありますし、現実にそういう勤務形態になっている働き方が多くなってきています。

都内や都会に家を買う必要がなくなるという事です。

そしたら競争率が下がるので、都内の土地が今よりも下がるという事になります。

最近では、建築の技術が進んで、東京都内でタワーマンションが凄く量産されていると聞きます。

日本は地震大国なのです、いくら技術が進んだとはいえあれだけ高い高層マンションは想定外の事がおこることがありえると思うのですが、本当かどうか分かりませんがよく売れているという事を聞きますが果たして大丈夫なのでしょうか?

都内に家を買う事が更にリスクになるという事です、そして地方に行けば空き家が10年後には50パーセント近くになるといわれています。

離れた地方で仕事が出来る未来になれば地方に移住する人が多くなるのではないでしょうか?

そしたら競争がなくなり都内の土地の値段が下がることが考えられます。

例えば転勤が多い人など家を買っても、転勤が多いとせっかく購入した家に住むことができません。

そしてこれから少子化の時代がやってきます。

子供がいない世代には大きい家は必要ないという現実があります。

やりやいことに挑戦できなくなる

これが一番、私が住宅ローンを買うにあたって賛成しない最な理由です。

特に人生で一番の活動期の20台後半から50台まで35年の住宅ローンを組むことでその一番の活動期に身動きが取れなくなり、人生のほぼ全ての期間、やりたいことが出来なくなる可能性があります。

長期のローンを組むという事は仕事をやめることもできない、リスクがあるので新しいことも出来ないまたはしにくいという事になるのです。

ローン返済に追われて挑戦や起業が出来ない、身動きが取れない状態に陥ってしまうのです。

住宅ローンの為に人生を捧げなければなりません。

自分の人生なのです、大切にしてください。

住宅の購入を考えている方がいたら私は別に反対はしませんが周りの意見に左右されずに冷静になって自分で考るべきだと思います。

 

 

 

 

 

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30代中盤でアラフォーに差し掛かりながら関西の阪神間エリアで賃貸の営業マンをしております。 私の日々の生活の中で不労所得を目指す方や起業を考えられている方、 成功したい方、自分の時間が欲しいなど、自由になりたい人に必要な情報や、職場や人との経験で学んだこと、本で得た知識など有益な情報を皆さんに提供して、成功した良い人生を送ってもらいたいと思いブログを立ち上げました。